Nixをやめました

しばらくパッケージ管理や環境構築にNix(nix-darwin / home-manager)を試していたけれど、結局自分には合わなかったようで、利用をやめることにした。

一番の理由は、やっぱり「宣言的であること」が自分には重すぎたことだと思う。 新しいツールをちょっと試したいだけの時でも、わざわざ .nix ファイルを開いて書き足して、それからビルドを通す……という手順が、日々の作業の中で少しずつストレスになっていった。brew install 一発で済むあの気軽さが、自分には合っているという結論に達した。

たぶん、nix profile を使ったり、もっと深く使いこなせば命令的な操作もできたのかもしれない。けれど、そこまでNixの作法を学ぶためのコストを支払う余裕が、今の自分にはなかった。 「環境構築の仕組み」をきれいに整えることよりも、雑さも許容してでも、やりたいことをすぐにできることの方が、自分にとっては大事だった。

複数端末での同期についても、結局は brew bundle dump で出した Brewfile をリポジトリで管理するだけで、自分の用途には十分だった。Nixが本当に必要なのは、もっと複雑な依存関係を解いたり、極限まで再現性を求めるようなコアな人たちで、自分のようなライトな使い方には少しオーバースペックだったのかもしれない。

というわけで、これからはまたシンプルに Homebrew に戻ることにする。

「やりたいときに、すぐできる」。 結局のところ、自分にはそのくらいのスピード感と、慣れ親しんだ命令的なやり方が一番心地よいみたいだ。